本年度の教室は終了いたしました。
多くの方のご参加ありがとうございました。
O田先生のレポート 2005.2.27
41名参加予定 37名参加
講師5名:M川(主任)、F作、T岡、A宮、O田
総務:K谷(祥)
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2日間連日“雪”、のわりにはそれほど寒くなかった。最終日“晴天!”Tシャツで元気良くハシャグ私!皆さんは朝から汗びっしょりになって、リフトまで歩いていましたよ。
1班(A宮先生)9名(1〜2級レベル)、2班(M川先生)6名(3級レベル)、3班(O田)6名(4級レベル)、4班(T岡先生)9名(4〜5級レベル)、5版(F作先生)7名
初日、2日目と本当に連日“雪”でした。時折晴れ間が見えたものの、あっという間にゲレンデは霧の中へと消えていっちゃいました。
そんな中での2日間の講習会はどんなものだったのでしょうか???
わたくし、O田の3班は、いつものごとく、まずしっかりした位置に乗ることから開始です!(スキー用語では、ポジショニングですね!)どんな斜面状況でもどんな天候でもこれさへ分かれば怖いものなしです^^。
そこで、
<初日〜2日目午前>
@まず、斜面の上で両膝を山側に倒して両スキー板の角(=エッジ)を立てて「ずらし」の練習。
ポイント
・スタンスは骨盤の大きさぐらい広くとって、どっしりと構える。
・真下にずらして降りる練習をする。
・左右練習して苦手な方の感覚を体(=内観:スキー用語)と見た目(=外観:スキー用語)を使い、自分で確認していくのに有効的な練習方法です。
A次は、ずらしながら、移動する(=斜滑降:スキー用語)。
ポイント
・スタンスを広く取り、膝(脚)をしっかり曲げる
⇒注意:板がばたつく様であれば、ばたつく側の脚を意識して、しっかり押さえる(=踏む:スキー用語)。※ばたつく足は、たいてい山側の足なので、山側の足にもしっかり意識を持ちましょう!
・両脚にしっかり乗って、足の裏で雪を踏んでく感覚を感じとる(=内感)。スーではなく、『ズズズズ』『ギュギュギュギュギュ』etcという感覚かな?!)これは、全体のバランスを内感&外観を通して自分で確認できるので、安定した滑りにつなげていくのに有効。しかも、全てのターンに必要なターン弧(=ターンの落差ともいう)が描きやすくなり、体と雪面に優しい滑りが可能になる。レベルアップに繋がります!
B中斜面でシュテムターンを練習。
ポイント
・板を進行方向へ滑らせる。ターン弧を意識し、ずらしながら板に乗って(=操作)いく。
★ここで、ニュートラルポジションの確認をしていく。
⇒注意:体を振ったり板を持ち上げたりして、板の方向を無理に変える急激なターンを避ける。
・斜滑降で練習した「ずらしながらのターン(=落差を使ったターン)」を利用して、左右のバランスとスピードコントロールを確認しながらターンの練習をする。安心できる斜面を使うと、滑っているときも滑り終わった後も、自分の動きを確認しやすいです。
★中斜面を使い、シュテムターンで「ポジショニングとターン弧」を確認しながら、3パターンで滑り、その後、2本ぐらいトレーンをして、滑る流れの中で生徒さん自身に楽しく確認をしてもらう。
<2日目後半〜3日目>
Cシュテムターンから基礎パラレル(大回り&小回り)
ポイント
・両足でバランスよく板を操作(=両足加重:スキー用語)して、ずらしの中でターンを仕上げる。
⇒注意:ターンの後半、板を平行にしようとして山側の足を無理に持ち上げない。
・これは、板の進む方向へバランスよく両足加重することによって、ターン弧を仕上げる練習です。板は、無理に平行(ハの字形上を壊して)にしなくても、練習を重ねていくうちに、平行(=パラレルポジション)にやすいポイント(=荷重点orポジション:スキー用語)が見つかる。
★ポジションの確認やターンのリズムを作るために、中回り&中小回りの練習。
このときに、同時にストックワーク練習を取り入れて、リズム変化を楽しむ。
<グーー ポン グーーポン グーーポン>^^
と、いつの間にかシュテムターンよりも、パラレルターン大回りよりも、パラレルターン小回りで楽しく、生き生きと滑る皆さんになっておりました。
それぞれの方が苦手とするところをお互いに確認しあって、影響されながらも、前よりもさらに楽しく安定した滑りになったように思われます。
すごく元気で、食欲旺盛、遊び心満載(日夜とわず・・・)の生徒さんから学ぶことが沢山あり、また健康で元気であることの意義を教わったように思われます。
久しぶりの教室参加でありましたが、とても有意義で、実りある3.5泊となりました。(特に、朝晩の温泉効果は抜群でした?!^^)
♪感動
初めてのシニア教室参加(5年前位かな?)で受け持たせていただいたお二方が、なっなんと2級を取って1班へ。あのころはー、確か級は持ってなくて4級レベルでしたのに・・。毎度の参加と、情熱&熱意の賜物ですよね。感動感動の一幕でした^^。
2月10日(木)21:00
調布駅南口 たづくり会館横より
大型貸切バスで出発
……到着後お部屋でお休みいただけます。
2月13日(日) 16:00 ホテル前 出発
2月13日(日) 20:00
たづくり会館横 帰着予定
スキー場 : 妙高高原池の平スキー場
宿 舎 : ベルニナ
住 所 : 新潟県中頸城郡妙高高原町池の平温泉
TEL:0255-86-2219
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